よろずたうん本のレビュー。
× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。 『図書館戦争』などで知られる有川浩先生の作品。 世の中が「塩害」に侵され街や人間が塩と化していく世界が舞台。 相変わらず伝わりにくい文章で(苦笑)。 登場人物の心理描写がとても細かく描かれていて、感情移入しやすいと思います。 PR 帝都大学病院研修医の氷室夕紀は自分の目標である心臓血管外科で技術を学んでいた。 夕紀と譲治2人だけでなく色々な人の想いが交錯する作品です。 2008年本屋大賞にノミネートされた作品です。 幼馴染のトシ・シュン・ミッチョ・ユウちゃん。 それから数十年の時が経ち、トシとミッチョは夫婦になり北海道で、シュンとユウちゃんはそれぞれ東京でそれぞれの人生を歩んでいました。
ところどころ涙なくしては読めない部分もあり、ラストでは号泣してしまいました。 『まほろ駅前多田便利軒』で直木賞をとった三浦しをん先生の作品。 寛政大学に入学予定の蔵原走(かける)はある日の夜1人の男、ハイジと出会う。 これ、表紙買い&作者名買いをした作品です。 本当、何か打ち込むものを持てるってことは凄い。そして強い。 言葉では十分に伝えきれないのがものすごく悔しい(笑)。
畠中恵先生 著 『しゃばけ』シリーズの6作目。
今回はまた数話の短編からなる1冊の本です。 これでシリーズも6作目。 一太郎をはじめ、みんなが格段に成長しているのが分かります。 少年から青年、そして大人になっていくみんなを細かく描いていて胸が切なくなります。 その中には、異母兄弟でもいつも一太郎のそばにいて守ってくれた兄・松之介の縁談話があがったことやいつも病弱な一太郎の遊び相手となってくれた大親友・三春屋の栄吉の思いなど…。 大事件というわけでもなくただ私達の世界にでもありうる身近な話がふんだんに描かれいます。 その周囲の変化を通じて一太郎は、徐々にみんなとずっと一緒にいたいけどいつまでも一緒にはいられないことを学ぶのです。 個人的には最終話『はるがいくよ』では一太郎を想う桜の精、小紅を中心に普段はあまり出てくることのない仁吉と佐助の2人の彼への想いが切々と綴られていて涙が出ました。 時代ものの作品は苦手と言う方でも、あまり苦にならず読むことが出来るのではないかと思います。 Writing:知之介 |
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某グループの会報を通じて知り合った、知之介と陸。
妙に意気投合し、友達になりかれこれ10年近くが経ち、今も尚絶妙なバランスを保っている。 現在、共同でホームページ『よろずたうん』を運営中。
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