よろずたうん本のレビュー。
× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。 『さくら』などで知られる西加奈子さんの作品。 時は1991年。大阪に住む中学生、辰巳緑。 やっぱり好きです、西さん作品。 西さんの作品はね、言葉がとてもきれいと言うか。 久々に心が洗われる本に会えました。 PR
言わずと知れた大阪・通天閣の周りに生活する人々の話。
44歳独身、自分の殻に閉じこもりな男。NYへ留学した恋人・マメを想い続けて飲み屋『サーディン』で働く女の子を中心に物語は進んでいきます。 2人それぞれを取り巻く人々がまた濃い。関西人でなくても、いるいるこういう人!!と思いたくなるぐらいリアルに人物が描かれています。 とある事件をきっかけに2人の人生が一瞬交錯する…というように2人の意外な関係が明らかに…。 西さんの作品は『さくら』『きいろいゾウ』に続いて読むのは3作目。 初めのうちは本の中で面白いように動き回る登場人物に楽しませてもらうんですが、いつの間にかその人達が抱える心の闇みたいなものを感じてしまい、いつも引き込まれてしまいます。 読み終わると「ほぅ…」としてしまう感じ。登場人物1人1人に感情移入してしまうんです。 きっと親しみを感じるキャラばかりだからなのでしょうけど。 小難しいのは…とかちょっと小説は苦手…って方にはおススメかもしれないです。 特に…女性にはおススメかな。 |
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知之介&陸
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自己紹介:
某グループの会報を通じて知り合った、知之介と陸。
妙に意気投合し、友達になりかれこれ10年近くが経ち、今も尚絶妙なバランスを保っている。 現在、共同でホームページ『よろずたうん』を運営中。
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