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よろずたうん本のレビュー。
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『さくら』などで知られる西加奈子さんの作品。

時は1991年。大阪に住む中学生、辰巳緑。
彼女のちょっとした成長の話を軸に彼女の家族のことなどを描いた1つの物語。

やっぱり好きです、西さん作品。
西さんの作品に出てくる女性はみんな優しくて、強くて。読み終わる頃には大好きになっています。
この辰巳家の女性達もそう。
その中で惹かれるのは、緑のおばあちゃん。
ベラベラと話すわけでもなく、いつも居間に座っているだけなのに強烈な存在感を放っています。
それを証明するかのように緑の家には色んな人たちが集まってきます。
そして主人公の緑。
彼女の初恋も描かれているのですが、ちょっぴり甘くて切ない。
けど、その恋が終わった時ほんの少し大人になっているんです。そんでかわいい。

西さんの作品はね、言葉がとてもきれいと言うか。
表現がキレイなんですよ。擬音で表されていても分かりやすいというか。
とても伝わってくるんです。

久々に心が洗われる本に会えました。

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言わずと知れた大阪・通天閣の周りに生活する人々の話。

44歳独身、自分の殻に閉じこもりな男。NYへ留学した恋人・マメを想い続けて飲み屋『サーディン』で働く女の子を中心に物語は進んでいきます。
2人それぞれを取り巻く人々がまた濃い。関西人でなくても、いるいるこういう人!!と思いたくなるぐらいリアルに人物が描かれています。

とある事件をきっかけに2人の人生が一瞬交錯する…というように2人の意外な関係が明らかに…。

西さんの作品は『さくら』『きいろいゾウ』に続いて読むのは3作目。
初めのうちは本の中で面白いように動き回る登場人物に楽しませてもらうんですが、いつの間にかその人達が抱える心の闇みたいなものを感じてしまい、いつも引き込まれてしまいます。
読み終わると「ほぅ…」としてしまう感じ。登場人物1人1人に感情移入してしまうんです。
きっと親しみを感じるキャラばかりだからなのでしょうけど。

小難しいのは…とかちょっと小説は苦手…って方にはおススメかもしれないです。
特に…女性にはおススメかな。


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プロフィール
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知之介&陸
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性別:
非公開
自己紹介:
某グループの会報を通じて知り合った、知之介と陸。
妙に意気投合し、友達になりかれこれ10年近くが経ち、今も尚絶妙なバランスを保っている。
現在、共同でホームページ『よろずたうん』を運営中。
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