よろずたうん本のレビュー。
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畠中恵先生著 『しゃばけ』シリーズの2作目。
前作同様、薬問屋<長崎屋>の一人息子・一太郎を中心とした人々の人情話です。 今作は、前作の『しゃばけ』と違っていくつかの短編で構成されています。 しかし、侮るなかれ。 ”短編”と言ってもひとつひとつの物語はとても濃厚な構成になっていてとても短編とは思えません。 彼の異母兄の松之介・手代の仁吉…と1作目で登場した一太郎以外のキャラクターに中心が置かれ、その人物達の過去や心に秘めてる思いなどを知ることができます。 1作目から読んでいる人はもちろんキャラクターにより深い思い入れが出来るでしょうし、この作品から読んで皆が愛してやまない一太郎とはどんな人物?と遡ってみるのもいいかもしれません。 どう読んでみても必ず愛くるしい彼らの世界にどっぷりとハマること請け合いですから(笑)。 そして、いつの間にか自分も一太郎達の住む世界――江戸の日本橋界隈で一太郎達と事件を解いている気分になりますよ(笑) writing:知之介 PR |
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某グループの会報を通じて知り合った、知之介と陸。
妙に意気投合し、友達になりかれこれ10年近くが経ち、今も尚絶妙なバランスを保っている。 現在、共同でホームページ『よろずたうん』を運営中。
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