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よろずたうん本のレビュー。
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畠中さんの代表作といっていいほどの『しゃばけ』シリーズの第7作目。

構成はいつもとタイトルと同じ『いっちばん』を含めたいくつかの短編からなっております。
もう、ここまで来ると一太郎だけでなくこのシリーズに出てくる皆に愛着が湧いてくるのが不思議ですね。
「ひさしぶり♪どうしてた?」と声を掛けたくなってしまうくらいです。
また、話の中で皆がよく動く、動く。それが誰かのためを思ってやっていることだったりするから心がほっこりするんです。

個人的におススメなのが『餡子は甘いか』。
これは、修行に出た一太郎の幼馴染栄吉の話。
栄吉…修行先でも頑張っているんだねぇ。美味しい菓子が作れるようについ応援したくなります。

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言わずと知れた『しゃばけ』シリーズの畠中先生の作品。
今回は何と政治の世界。元大物議員の事務所で事務員として働く佐倉聖(せい)。
その事務所には元大物議員を頼って若手の議員達が様々な厄介ごとを持ちこんで―――。

個人的には畠中先生の本で現代モノを読むのは初めて。
どんなもんだろ~と正直半分期待、半分疑い(?)って言うのかな…な気分で読み始めました。

いや~。
現代も関係ないですね。畠中節炸裂!!
いくつかの厄介ごとを通して聖の成長する姿がほほえましい。
雇い主の議員との掛け合いも面白い。
何と言っても聖の設定。元ヤンキー!!それがちょっとしたところで役に立つのがまたいいんです。

こうちょっと時間が出来た時にサクっと読める感じがいいですね。
活字はちょっと…と言う方にもおススメかも。

舞台は江戸。
下っ引きの宇多は、ある日長次親分から幽霊出没話を聞かされます。
色々と調べているうちに信じられない出来事が起こり……?!

本当にさわりだけです、この説明。
もう、この後は一見あれという状態です。
宇多を中心としたお染、重松、於ふじ、弥太、お品、与之助、おまつ、お絹の幼馴染。
起こる事件を軸に幼馴染達の別の顔を見せ付けられる宇多。
いつまでも子供のままじゃいられないと頭では分かりつつ……といった宇多の心境が描かれています。

そうなんです。
舞台は江戸なんですけどね、全くそれを感じさせないんです。
イメージがすんなり沸いてその世界に入っていけるというか。
時代小説が苦手。と言う方にはおススメです。

江戸・深川で古道具屋兼損料屋の『出雲屋』を経営する清次とお紅。
彼らが貸し出す道具はどれもいい品ばかり。ただ時々借り物から話し声がするということを除いては。
道具には付喪神が憑いていて―――。


大好きです。畠中先生の時代小説。
ほんのり甘酸っぱくて、ほっこりと温かい気持ちになれる。

今回の主人公、『出雲屋』を経営する2人だと思いきや実は道具に憑いている付喪神だったり。
彼らの見聞きしたものや、彼らが過去を振り返ることで清次とお紅の過去や2人に深く関わる人物が浮かびあがってきます。
本当に大切なものは何なのか―――。失いかけて気が付くこともあったり。
読み終わってやっぱり胸がいっぱいになってしまいました。

時代小説と言ってもかたくるしいことは一切なく、すんなり読める作品だと思います。
ま、1番のおススメ理由は「付喪神」達がかわいいことこの上ないッ!!!

畠中恵先生 著 『しゃばけ』シリーズの6作目。
今回はまた数話の短編からなる1冊の本です。

これでシリーズも6作目。
一太郎をはじめ、みんなが格段に成長しているのが分かります。
少年から青年、そして大人になっていくみんなを細かく描いていて胸が切なくなります。

その中には、異母兄弟でもいつも一太郎のそばにいて守ってくれた兄・松之介の縁談話があがったことやいつも病弱な一太郎の遊び相手となってくれた大親友・三春屋の栄吉の思いなど…。
大事件というわけでもなくただ私達の世界にでもありうる身近な話がふんだんに描かれいます。
その周囲の変化を通じて一太郎は、徐々にみんなとずっと一緒にいたいけどいつまでも一緒にはいられないことを学ぶのです。

個人的には最終話『はるがいくよ』では一太郎を想う桜の精、小紅を中心に普段はあまり出てくることのない仁吉と佐助の2人の彼への想いが切々と綴られていて涙が出ました。

時代ものの作品は苦手と言う方でも、あまり苦にならず読むことが出来るのではないかと思います。


Writing:知之介


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プロフィール
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知之介&陸
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自己紹介:
某グループの会報を通じて知り合った、知之介と陸。
妙に意気投合し、友達になりかれこれ10年近くが経ち、今も尚絶妙なバランスを保っている。
現在、共同でホームページ『よろずたうん』を運営中。
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