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よろずたうん本のレビュー。
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2008年本屋大賞にノミネートされた作品です。

幼馴染のトシ・シュン・ミッチョ・ユウちゃん。
彼らはある日の夜、丘に登り満天の星空を見上げ、お互いの夢を話します。
彼らの夢は「大きくなったら遊園地を作ること」―――。

それから数十年の時が経ち、トシとミッチョは夫婦になり北海道で、シュンとユウちゃんはそれぞれ東京でそれぞれの人生を歩んでいました。
もう会うことは無いだろうと思っていたある日…4人はある出来事をきっかけに再会することに。
しかし、そこには手放しで喜べないたくさんの秘密と出来事が数十年の月日と共にあったのです。


う~む。
このストーリーは一見にしかずと言うのでしょうか……。
本作は上下巻になっているのですが、濃厚な内容であらすじを説明するのが難しい
様々な事件、過去の呪縛、すれ違った心……。
幼馴染の4人だけではなく、4人に関わる様々な人たちの心の葛藤も描かれています。
過去の事件、世間を騒がせている事件……。
今、これを書くのに思い出しただけでも胸が痛い。
みんな自分は傷ついてもいいから他人には幸せになって欲しい。そんなお互いを思いやる心が痛いほど伝わってきます。
幼馴染だから、夫婦だから、家族だから……。
自分の人生を悔いなく終えるとしたら自分はどう行動するのだろう?
そして誰に会い、何を伝え、何を遺すことが出来るのか……。
そう考えさせられる1作でもありました。

ところどころ涙なくしては読めない部分もあり、ラストでは号泣してしまいました。
けれど、読み終わった後に心が温かくなれる作品であると思います。
重いストーリーかも知れませんが、すんなりと登場人物の心に近寄ることができ、惹き込まれる作品だと思います。

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プロフィール
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知之介&陸
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性別:
非公開
自己紹介:
某グループの会報を通じて知り合った、知之介と陸。
妙に意気投合し、友達になりかれこれ10年近くが経ち、今も尚絶妙なバランスを保っている。
現在、共同でホームページ『よろずたうん』を運営中。
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