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よろずたうん本のレビュー。
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2009年本屋大賞第2位の作品。

舞台は戦国の世。
秀吉がじわりじわりと天下統一を目指し準備をしている時。
石田三成が2万の軍勢を引き連れても唯一、攻め落とせない城があった。
その名は忍城(おしじょう)。湖の中にそびえることから別名『浮城』と呼ばれていた。
その城代、成田長親。「のぼう様」と呼ばれ皆に愛される城代だった―――。


と、言うところでしょうか。
歴史小説(になるんでしょうね)は若干苦手な人としては構えて読み始めたのですが。
そんな構えなんて吹き飛ばすほど面白い作品です。
もう、この城代「のぼう様」がとても魅力的。一見何も考えてないように見えて熱い男。
けど、どこか抜けている。みんなが放っておけない愛らしい存在。
戦の最中なのに笑ってしまうシーンがあるぐらい。
また、のぼう様に使える侍達も魅力的。
のぼう様に対して一斉にツッコミを入れる様はもう笑いが止まりませんでした。
家来達も百姓も、のぼう様に惹かれている―――。

この「のぼう様」の魅力を知りたい方は是非おススメです。

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プロフィール
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知之介&陸
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非公開
自己紹介:
某グループの会報を通じて知り合った、知之介と陸。
妙に意気投合し、友達になりかれこれ10年近くが経ち、今も尚絶妙なバランスを保っている。
現在、共同でホームページ『よろずたうん』を運営中。
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